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滝田山岳会_燧ケ岳編

2021-09-24
滝田山岳部は昨年尾瀬の至仏山に登り、
今年は尾瀬のもう一つのシンボルである燧ケ岳(ひうちがたけ)登山を計画しました。

燧ケ岳は福島県にあり、主峰の柴安嵓(しばやすぐら、標高2356m)、
俎嵓(まないたぐら)、御池岳などの五峰からなり、東北以北では最高峰の山です。
滝田山岳部は東北地方の山に初めて挑戦します。

コロナ禍に加え、東シナ海で停滞していた台風14号が週末に東日本を通過する予測であることから、
今回は有志4名での山行になりました。
初日(18日)は大雨を覚悟していましたが、早朝上越を出発する時は曇り、
登山口の御池に着いた時も小雨であり、天気の神様に見守られていたような気がしました。

沼山峠から大江湿原を通り、当日の宿泊先である長蔵小屋に12時に到着しました。
天候が荒れていたらこのまま小屋で過ごすつもりでしたが、
空も明るくなってきたので尾瀬沼周回に出発しました。
時折小雨が降る中、傘をさしての散策でしたが、尾瀬沼の幻想的な景色を堪能しました。

翌日(19日)は朝から青い空が広り、絶好の登山日和となりました。
初日は見ることができなかた燧ケ岳を拝んで登山開始です。
最初はなだらかな樹林帯を進み、4合目を過ぎると道は急登になり、喘ぎながら登ります。
ここで尾瀬沼が現れ、見渡せば紅葉も始まっており、少し元気をもらいました。
稜線を歩くと、この日最初の目的地である俎嵓を仰ぎ見ることができました。
あそこまで登るのかと心が折れかかった時、山好きな人ならだれでも知っている著名な方がロケをしており、
お願いして一緒に記念写真を撮ってもらいました。
これで元気が出て、山頂まで一気に登ることができました。
俎嵓(2346m)の頂から尾瀬沼の山々を眺めた後、
今日の最終目的地である柴安嵓へ出発します。
柴安嵓へは一度鞍部へ下り、その後山頂までの急坂を上ります。

柴安嵓山頂からも360度の大パノラマが広がり、
特に尾瀬ヶ原の全貌とその先にそびえる至仏山は素晴らしいの一言です。
尾瀬の絶景を目に焼き付けて、御池へ下りました。
御池への山道は大きな岩がゴロゴロしており緊張の連続でした。
熊沢田代、広沢田代などの湿原を通り、池塘超しには八海山の八ッ峰を見渡せ、
無事に御池へ下山することができました。

尾瀬の大自然に元気をもらい、明日からの仕事へ勇気をもらった山行でした。
株式会社 滝田
〒943-0121
新潟県上越市大字藤塚411番地1
TEL.025-523-2881
FAX.025-522-0162

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