滝田山岳会_浅間山編
2021-11-10
滝田山岳部はこれまで年3回程の全体登山をしてきましたが、
今年7月に剱岳へ登ってから山の魅力を再認識し、
最近は月1回のペースで山に登っています。
先週末の11月6日は全国的に晴れの予報でしたので、長野県の浅間山(2568m)を計画しました。
浅間山は今も活発に活動している活火山で、三重式の成層火山です。
外側の第一外輪山は黒斑山、牙山、剣ヶ峰。内側の第二外輪山は前掛山、東前掛山。
寄生火山として小浅間山、石尊山、車坂山で形成されています。
江戸時代の1783年に発生した「天明の大噴火」では、
嬬恋村鎌原の集落や吾妻川と利根川流域の村々に甚大な被害をもたらしました。
近年でも度々小噴火を繰り返しており、そのため登山規制が行われています。
今年5月は噴火警戒レベル2であったため、第一外輪山の黒斑山(2404m)が登頂できる最高点でした。
その後8月に警戒レベルが1に下がり、前掛山(2524m)まで登れることになったので、
今回我々はこの山を目指しました。
天狗温泉浅間山荘から登山開始です。
一の鳥居、二の鳥居を経て、火山館へ約2時間で到着しました。
前掛山はヘルメット着用が必須で、火山館ではヘルメットを貸し出ししていますが、
周りの登山客はヘルメットを持参しており、安全への意識が見て取れます。
我々も当然ヘルメットを持参し、小休止の後、いよいよ山頂を目指します。
今年7月に剱岳へ登ってから山の魅力を再認識し、
最近は月1回のペースで山に登っています。
先週末の11月6日は全国的に晴れの予報でしたので、長野県の浅間山(2568m)を計画しました。
浅間山は今も活発に活動している活火山で、三重式の成層火山です。
外側の第一外輪山は黒斑山、牙山、剣ヶ峰。内側の第二外輪山は前掛山、東前掛山。
寄生火山として小浅間山、石尊山、車坂山で形成されています。
江戸時代の1783年に発生した「天明の大噴火」では、
嬬恋村鎌原の集落や吾妻川と利根川流域の村々に甚大な被害をもたらしました。
近年でも度々小噴火を繰り返しており、そのため登山規制が行われています。
今年5月は噴火警戒レベル2であったため、第一外輪山の黒斑山(2404m)が登頂できる最高点でした。
その後8月に警戒レベルが1に下がり、前掛山(2524m)まで登れることになったので、
今回我々はこの山を目指しました。
天狗温泉浅間山荘から登山開始です。
一の鳥居、二の鳥居を経て、火山館へ約2時間で到着しました。
前掛山はヘルメット着用が必須で、火山館ではヘルメットを貸し出ししていますが、
周りの登山客はヘルメットを持参しており、安全への意識が見て取れます。
我々も当然ヘルメットを持参し、小休止の後、いよいよ山頂を目指します。
湯ノ平から賽ノ河原を過ぎると道は火山岩混じりの道に変わります。
正面には前掛山の第二外輪山がどっしりと構えています。
ここから徐々に勾配がきつくなり、火山礫の滑りやすい道をひたすら登り詰めていきます。
足をとられないように一歩ずつ小刻みに歩を進めると、
「これより先は入山禁止」の看板があり、右手に前掛山の山頂が見えました。
第二外輪山の稜線を30分程歩いて前掛山の山頂に到達しました。
山頂からは360度の眺望が楽しめます。
北に志賀高原の山々と四阿山、晴れていれば黒斑山の向こうに北アルプスも見ることができます。
火口へは立ち入り禁止で遠くから見ることしか叶わず、畏怖の念を抱きました。
それでも浅間山のお釜がすぐそばに見え、わずかながら噴煙が上がっているのが確認でき圧倒されました。
帰り道の山中、カモシカがこちらをじっと見つめており、
もののけ姫のシシ神様を思い出しました。
生きている山を実感した山旅でした。
正面には前掛山の第二外輪山がどっしりと構えています。
ここから徐々に勾配がきつくなり、火山礫の滑りやすい道をひたすら登り詰めていきます。
足をとられないように一歩ずつ小刻みに歩を進めると、
「これより先は入山禁止」の看板があり、右手に前掛山の山頂が見えました。
第二外輪山の稜線を30分程歩いて前掛山の山頂に到達しました。
山頂からは360度の眺望が楽しめます。
北に志賀高原の山々と四阿山、晴れていれば黒斑山の向こうに北アルプスも見ることができます。
火口へは立ち入り禁止で遠くから見ることしか叶わず、畏怖の念を抱きました。
それでも浅間山のお釜がすぐそばに見え、わずかながら噴煙が上がっているのが確認でき圧倒されました。
帰り道の山中、カモシカがこちらをじっと見つめており、
もののけ姫のシシ神様を思い出しました。
生きている山を実感した山旅でした。