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滝田山岳会_谷川岳編

2023-09-08
滝田山岳部からの登山レポートです。

今年の山の日(8月11日)は上越国境を代表する谷川岳(1977m)に登りました。
ここで言う「上越」とは滝田のある上越市ではなく、
上州(群馬県)と越後(新潟県)の県境にある山の意味です。
新潟県人としては恥ずかしながら、滝田山岳部では初めて登る山です。

谷川岳はかつて「耳二つ」と呼ばれていたオキの耳とトマの耳から成る双耳峰です。
昔は遭難者が多発した魔の山でしたが、そのほとんどが岩登りによるものであり、
今はロープウェイのおかげで短時間で登れる山になりました。
その稜線は高山植物が豊富な花の山でもあります。

山の日ということもあってか多くの登山客が訪れており、若い方が大半な印象でした。
賑やかな中、我々もロープウェイとリフトを利用して一気に1500m地点の天神峠に到着です。
晴れていれば天神峠から双耳峰が見えるのですが、
この日の朝は雲がかかっていて、残念ながら双耳峰を見ることができませんでした。
雲が晴れることを願いつつ、山頂を目指して登山開始です。
当初の曇り空とは一転、登るほどに雲が晴れてきて、
気づけば真っ青な空に笹原が映える景色となっていました。
谷川岳にはホソバヒナウスユキソウという希少な日本固有の高山植物が自生しているらしく、
目にできないかと期待しましたが、発見できるのはウスユキソウや仲間のみでした。残念。

熊穴沢避難小屋までは緩い登りでしたが、そこを過ぎると鎖場が続く岩場の急登になります。
天狗の腰掛け岩、天狗の留まり場、天狗ザンゲ岩と呼ばれる岩場を進み、
眺望を楽しみながら、ようやく谷川岳肩の小屋に着きました。
小休止の後、小屋からすぐの一つ目の双耳峰のトマの耳を目指します。
15分ほどでトマの耳を制覇し、さら岩稜を歩いて谷川岳最高点のあるオキの耳を目指しました。
30分ほど登り、二つ目の双耳峰のオキの耳も制覇しました。
最高点から見る360°の展望は格別で、疲れが吹き飛ぶほど満喫することができました。

谷川岳は苦しい岩場の登りもありますが、手軽に高山の雰囲気を味わうことのできる素敵な山でした。
株式会社 滝田
〒943-0121
新潟県上越市大字藤塚411番地1
TEL.025-523-2881
FAX.025-522-0162

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