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滝田山岳会_白山編

2023-09-21
道を選ぶ
黒ボコ岩
五葉坂
皆さんこんにちは。
滝田山岳部から今年3回目の登山レポートです。

9月16日~17日にかけて石川県と岐阜県にまたがる白山(御前峰2702m)に登ってきました。
滝田山岳部としてはこれまでに登った最西端の山になります。
登山口までは上越から車で4時間とかなり遠かったですが、登山は感動の連続でした。
深田久弥は著書「日本百名山」の中で、
「白山について語り出せばきりがない。それほど多くのものをこの山は私に与えている。」
と書いています。
本当に感動が大きくて、どう伝えたら良いか悩みます。

登りは別当出合から観光新道と砂防新道の2ルートがありますが、
私たちは周回をしたかったので観光新道を選びました。
観光新道を下るのは私たちの技量では危険と考え、登りを選びましたが、
稜線までの急登と稜線からの岩登りは辛い道のりでした。
どうにかこうにか黒ボコ岩にたどり着くと、砂防新道を登ってきた青年に出会い、
『観光新道はとても大変だったでしょう。明日砂防新道を下るなら散歩道のようですよ!』
とさわやかに言われました。

当日は気温湿度共に高く、滝のように汗が流れますが水場がなく我慢の登山でした。
すると、突然の天気雨に見舞われ、慌ててレインウェアを着ることに。
やっとのことでここまで登ってきて雨に降られるとは運がないなと思っていましたが、
弥陀ヶ原に入ると山頂までの景色が一気に開けました。
空には虹がかかっていて、さっきのにわか雨は私たちにこの虹を見せてくれるためだったのかと悦に入り、
これまでの辛さが吹き飛ぶほどの感動でした。
弥陀ヶ原を過ぎ、山小屋までの五葉坂にしごかれて、やっと宿泊施設のある白山室堂に着きました。
この日飲んだビールが格別に美味しかったことは言うまでもありません。
雲海と日の出
ビーナスベルト
山頂集合写真
翌日は山頂からご来光を拝むため、5時前に宿舎を出発しました。
山頂までは30分程の短い登りです。
ですが、身体はまだ寝ているようで思うように動きません。
日の出に間に合うか少々心配しましたが、何とか頑張って日の出前に山頂に到着できました。
日の出を心待ちにしながら見渡す、厚々としたどこまでも広がる雲海。
初めて見るビーナスベルトの輝くような薄紫色。
太陽が地平線を超えるまでの、景色が変化していく様は一刻千金の美しさです。
山頂から弥陀ヶ原
影白山
早朝の出発
ご来光に照らされて、北アルプスのシルエットが雲の上に浮かんでいました。
いままで槍ヶ岳や穂高連峰の東側の山しか登っておらず、今回初めて西側の山を登りました。
初めて見る立ち位置が逆になったふたつのシルエットは感慨深さがありました。

山頂での記念撮影の後、お池めぐりコースを通り、
コバルトブルーの池々を見ながら宿舎に戻り、朝食をとってから下山の途につきました。
下山はエコーラインから砂防新道を下り、無事に別当出合に帰って来ました。
辛い登山でしたが、楽しく思い出深い山行でした。

今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。

滝田山岳会_谷川岳編

2023-09-08
滝田山岳部からの登山レポートです。

今年の山の日(8月11日)は上越国境を代表する谷川岳(1977m)に登りました。
ここで言う「上越」とは滝田のある上越市ではなく、
上州(群馬県)と越後(新潟県)の県境にある山の意味です。
新潟県人としては恥ずかしながら、滝田山岳部では初めて登る山です。

谷川岳はかつて「耳二つ」と呼ばれていたオキの耳とトマの耳から成る双耳峰です。
昔は遭難者が多発した魔の山でしたが、そのほとんどが岩登りによるものであり、
今はロープウェイのおかげで短時間で登れる山になりました。
その稜線は高山植物が豊富な花の山でもあります。

山の日ということもあってか多くの登山客が訪れており、若い方が大半な印象でした。
賑やかな中、我々もロープウェイとリフトを利用して一気に1500m地点の天神峠に到着です。
晴れていれば天神峠から双耳峰が見えるのですが、
この日の朝は雲がかかっていて、残念ながら双耳峰を見ることができませんでした。
雲が晴れることを願いつつ、山頂を目指して登山開始です。
当初の曇り空とは一転、登るほどに雲が晴れてきて、
気づけば真っ青な空に笹原が映える景色となっていました。
谷川岳にはホソバヒナウスユキソウという希少な日本固有の高山植物が自生しているらしく、
目にできないかと期待しましたが、発見できるのはウスユキソウや仲間のみでした。残念。

熊穴沢避難小屋までは緩い登りでしたが、そこを過ぎると鎖場が続く岩場の急登になります。
天狗の腰掛け岩、天狗の留まり場、天狗ザンゲ岩と呼ばれる岩場を進み、
眺望を楽しみながら、ようやく谷川岳肩の小屋に着きました。
小休止の後、小屋からすぐの一つ目の双耳峰のトマの耳を目指します。
15分ほどでトマの耳を制覇し、さら岩稜を歩いて谷川岳最高点のあるオキの耳を目指しました。
30分ほど登り、二つ目の双耳峰のオキの耳も制覇しました。
最高点から見る360°の展望は格別で、疲れが吹き飛ぶほど満喫することができました。

谷川岳は苦しい岩場の登りもありますが、手軽に高山の雰囲気を味わうことのできる素敵な山でした。

滝田山岳会_五竜岳編

2023-07-20
硫黄岳 爆裂火口
岩菅山
西天狗岳山頂
牛首~五竜岳(昨年台風時の登山より)
皆さん、ご無沙汰いたしました。
昨年7月の赤岳以来の登山報告です。

しばらく休筆していましたが、この間我々は活動を休止していた訳ではありません。
八ヶ岳の硫黄岳では爆裂火口に驚き、菅平の四阿山・根子岳に心癒され、
志賀高原の岩菅山や雪の天狗岳から望む赤岳に感動したり、活動していました。
コロナも緩和された今回は7月15日、16日にかけて北アルプスの五竜岳を目指しました。

五竜岳は昨年9月に登頂を試みたのですが、
台風のため登頂を断念したという苦い経緯があり、今回が二度目のチャレンジです。

後立山連峰の中でも急峻な姿が目につく五竜岳(2814m)は長野県と富山県にまたがる百名山です。
深田久弥は著書「日本百名山」の中で“岩のこぶだらけの筋骨隆々とした力強い山”と表現しており、
まったくその通りの山でした。
牛首を行く
牛首を超える
五竜岳山頂に迫る
登頂その1
登頂その2
15日の早朝、黒菱からリフトを乗り継ぎ、八方池山荘から登山開始です。
残念ながらこの日は強風と雨で眺望に恵まれず、
八方池、丸山ケルンを素通りして、唐松岳頂上山荘まで一気に登りました。
唐松岳頂上山荘で昼食休憩をとり、身体を温め、五竜岳山荘へ向けていざ出発です。

出発すると直ぐにこの日一番の難所、牛首が待ち受けています。
雨は止みましたが強風は相変わらずで、突風を身を屈めてやり過ごしながら、
鎖と岩の出っ張りを頼りに切れ落ちた岩場と1時間ほど格闘し、命がけで通過しました。
そこからアップダウンを繰り返し、午後4時に本日泊まる五竜山荘にようやく到着しました。

平場では連日のように猛暑日が続いていましたが、山荘では息が白くなるほど寒く、
フリースを持参しなかった事を後悔しました。
この日は五竜山荘名物のカレーを食べて英気を養い、明日に備えて19時半には就寝しました。

翌日16日も強風は止まず、しかも濃霧で周囲は真っ白です。
登頂をためらいましたが、昨年のリベンジを果たすため、装備を整えて出発しました。

山頂までは1時間程の道のりでしたが、山頂直下はスリリングな岩場の連続で、必死の思いで登りました。
無事山頂に到達しましたが、霧に包まれてまったく眺望がなく、
そこにあるはずの鹿島槍ヶ岳、立山連峰、剱岳の姿を想像するしかありませんでした。

山頂で全員お揃いの山小屋Tシャツで記念撮影をした後、
「五竜岳は上りより下りが難しい」と言われる所以の濡れた滑りやすい岩場を下りました。

帰りは昨日通った牛首を登り返し、唐松岳頂上山荘を経て、やっと晴れた青空の下、八方尾根を下りました。

今回は強風の中の岩場通過ということで大変危険な登山だったと思います。
全員、無事に帰宅できたことに感謝した山行でした。

紫陽花

2023-06-25
おはようございます。
この土曜日、紫陽花を見に正善寺ダムへ行ってきました。

晴れ間が広がった散歩日和、
きれいな紫陽花と吸い込まれそうな緑にとても癒された休日でした。

ヨロシク( ゚ー゚)/゚*゙:¨*;.・';゙:..・☆

妙高杉ノ原スキー場

2023-03-27
おはようございます。
更新の期間が空いてしまいましたm(__)m
先週のお話を。

先週、妙高杉ノ原スキー場へスノーボードに行ってきました。
エッジを効かせて滑りたい担当は3月に入ってからの始動になってしまいます。
暑くもなく寒くもなく丁度良い天気で、気持ちよく滑ってきました。

途中、転んでゴーグルを落としたボーダーさんがいました。
ゴーグルを拾ってあげ、話を聞いたら、落ちていたペットボトルに引っかかったとのこと。
ケガはなさそうで、無事に滑っていかれました。

皆さん、ゴミも含めて落し物は自分で拾って持ち帰りましょう。
ヨロシク( ゚ー゚)/゚*゙:¨*;.・';゙:..・☆
株式会社 滝田
〒943-0121
新潟県上越市大字藤塚411番地1
TEL.025-523-2881
FAX.025-522-0162

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