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滝田山岳会_常念岳~大天井岳~燕岳_表銀座縦走編_1/2

2017-07-21
滝田山岳会の今年のテーマは、昨年果たせなかった槍ヶ岳登頂でしたが、
槍沢はまだ冬山状態と聞き、断腸の思いで槍ヶ岳をあきらめ、
今回は新入会員を加えた9名の精鋭で
常念岳~大天井岳~燕岳までの表銀座縦走に挑戦しました。
 
一日目は一ノ沢登山口から常念岳(2857m)へ!
9:00に登山を開始し、14:30に常念小屋へ到着しました。
八合ほど登ったところに出現する胸突き八丁と呼ばれる急勾配もなんのそので
気持ちよく登れました。
常念小屋で一息ついてから、常念岳山頂に向かいました。
花崗岩の岩塊が積み重なり登りにくく、
足場を探り探り慎重に歩を進め、登頂を果たしました!
常念小屋はさすが三連休、大繁盛でした(^^)
 
二日目は常念小屋を6:00に出発して、大天井岳(2922m)を経由し、
憧れの表銀座を縦走して燕岳(2763m)を目指しました。
最初は天候も良く、穂高、涸沢カール、槍ヶ岳も望めましたが、
大天井岳に近づくにつれ風雨が強くなり、身が凍えてしまいました(T-T)
大天荘に着き、昼食のため一息つきます。
名物天ぷらうどんは絶品で、身も心も温かく回復したのでした。
その後、大天井岳から燕岳へ向かうも、暴風は続き、
私たちは立っていることさえ困難な状態になり、その場にうずくまる時もありました。
そんななかでも5cmほどの可憐なコマクサが耐えていることに、けなげさを感じました。
困難を乗り越えて到着した燕山荘も大繁盛で、宿泊は女性が半数以上を占め、
人気ナンバーワンの小屋というのも納得でした。
 
三日目は前日の風雨を忘れるほどの晴天に恵まれ、
燕岳へ登頂してから、中房温泉へと下山しました。
燕岳は北アルプスの女王と呼ばれるように、何度来ても美しい良い山ですね。
ただ、三日目は下山のみのため、体力をあまり使いませんでしたが、
これを登るとなったら大変そうで、
さすが北アルプス三大急登は生半可ではないと感じました(^^;)
全員無事に中房温泉へ下山し、二泊三日の山旅を終えました。
 
人気の表銀座縦走ということで軽い気持ちで出かけましたが、
けっこうなアップダウンがあり、総距離23kmのロングトレイルのタフなコースでした。
二日目の常念岳~大天井岳の縦走では、
穂高連峰と槍ヶ岳を見ながらの稜線歩きがとても爽快でした。
初めて稜線で強風に煽られ、身の危険を感じ、改めて大自然への畏敬の念を持ちました。
北アルプスの山々に力をもらい、また明日から頑張ろうと誓って下山しました。
株式会社 滝田
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TEL.025-523-2881
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