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滝田山岳会_爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳編_1/2

2017-10-13
滝田山岳会の2017年最後の全体行事として、
北アルプスの爺ヶ岳(2669m)~鹿島槍ヶ岳(2889m)を縦走してきました。
 
1日目は雨と霧の中の山行でした。
扇沢から柏原新道を登り、種池山荘を経由して、冷池(つべたいけ)山荘までの行程を
6時間半かけて登りました。
霧で景色は何も見えず、とてもつらく長い一日でした。
そんな折れそうな心を和ませてくれたのは、山行の途中で何度も出会った雷鳥の家族でした。
翌日わかったのですが、目的地はルートから良く見える場所にあり、
先の見えない中進む大変さを思い知らされた1日目でした。
山荘の宿泊客はまばらで、雨の中を登る物好きは少なかった様です。
その分スペースを大きく使え、ゆったりぐっすり眠れました。
 
今回のメインである鹿島槍ヶ岳登頂を目指す2日目は、
雲一つない晴天となり、昨日の鬱憤を晴らすようなご褒美の一日でした。
冷池山荘を朝5時に出発し、雲海の中から昇るご来光を拝みつつ、
布引岳を経由し鹿島槍ヶ岳南峰の頂を踏みました。
鹿島槍ヶ岳は後立山連邦の盟主と言われるだけあり、どっしりとした貫禄を持ちつつ、
南北の双耳峰をつなぐ吊尾根の優美さも感じました。
頂上で絶景を肴に朝ご飯を食べ、優雅で贅沢なひとときを過ごし、
冷池山荘に戻り下山の途につきました。
帰路に、行きは雨で断念した爺ヶ岳南峰を登頂しました。
鹿島槍の雄大な姿、剣岳と立山連邦の誇り高い姿を見ることができ、感動の一日でした。
種池山荘から扇沢に下りたのは夕方5時になっており、まる12時間の長い行程でした。
 
雨、霧の中を進み、長時間の行程を歩み、たいへんな山行でしたが、
また行きたいと思う私がいました。
来年も皆が元気にまた山に登れるよう願っています。
株式会社 滝田
〒943-0121
新潟県上越市大字藤塚411番地1
TEL.025-523-2881
FAX.025-522-0162

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